地味に なが~く 好きでいる。

6/24/24

好きなこと



ペチュニア 花言葉 こころの安らぎ

友達のサトミさん(63歳)と朗読会に行ってきました。水戸芸術館の朗読講座で出会ったひとなの。 

わたしは 5年間でやめたけど 彼女は 今も続けています。

さて どんな朗読会かというと 講座で指導してくださっている先生が企画された「声の図書館」

演目は こんなの。


読み手である先生は 劇団を主宰なさっています。

👉演劇倶楽部『座』

 団員の方とおふたりで 山本周五郎の作品を朗読して下さいました。

「松の花」⇒亡くしてから知った 妻の本当の姿。厳しい武家社会のなかで 家を支えるべく 哀しくも凛として生きたその生き方が 夫に遺したものとは。

「墨丸」⇒両親を失って養家に引きとられた少女と 養家の息子である少年との 何十年にもわたる出会いと別れを描いている。切なくもすがすがしい女性の生き方が こころに沁みます。

山本周五郎の作品を 一度も読んだことのない わたしとサトミさん。

朗読を聴き終わったあと ほとんど同時に つぶやいた。

「山本周五郎 読んでみたくなったね」

だって まざまざと物語の情景が 目に浮かぶのです。登場人物の様子や心情が想像できるし その世界に没入できる。まるで 映画を観ているかのようでした。ただ 声を聴いているだけなのに。

 とはいえ 陳腐な感想など 失礼になりますね。素晴らしい朗読をきかせていただき ありがとうございます。ただただ感謝です。

それと

わたしにとっては なつかしくなるような時間でした。

朗読の仲間たちにも再会できたし 先生にもごあいさつができました。「やぁ 久しぶりだね」と言ってくださった声が 今も耳に残っています。

熱い気もちで取り組んでいた 朗読のレッスン そして 発表会。よく頑張れたなぁと振り返る自分はいても また あの講座に参加したいという自分はいません。

わたしとしては 精一杯やって 燃え尽きたのかも。もう十二分に満足できた。これ以上は 頑張れないという気もちで辞めました。発表会に向けてのスケジュールをこなすのがしんどくなっちゃったのです。

そうはいっても 朗読は好きなので 講座の発表会は これからも観にいくつもり。サトミさんの朗読も聴きたいからね。

わたしは 先生の声をYoutubeで聴きながら ひとりレッスンしたりする。

 

講座で先生に教えていただいたことが 自分のなかに ちゃんと息づいている。

デジタル新聞の記事や小説・エッセイの一部分を声に出して読み 録音することもあります。それを聴いて ヘンなところを修正し また読み直す。そんなことを繰り返す時間も たのしいのよねぇ。

その程度だから 自分のキャパを脅かすことはないし ふだん取り組んでいることが 小学校で読み聞かせをするときに生きてくる。

声に出して読むことが好きだから 地味に なが~く 好きでいよう。

ちなみに ひととの交流でも おなじようなことがいえるかも。

サトミさんとも 他の友達とも 

つかず離れず 

地味に なが~く 好きでいよう。

No.188

きょうも 読んでくださって ありがとう💗


ポチっとにも 感謝しています。
小鳥たちに そっと ふれてみてね。


 おり~ぶ  

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