見知らぬ電話番号 実は身近な人だった。

7/15/24

ご縁 暮らしのひとこま

サフィニア 花言葉は 咲きたての笑顔

たまたまスマホを見たら 未登録の電話番号から着信あり。その時刻から 10分ぐらい経っていました。

家にいる時もマナーモードにしていることがあるので 着信音に気づかずにいたのね。

思い当たりのない番号だから 出たりはしないけど。それにしても どこのどなた?

気にはなったけど 折り返して電話することはしません。当世 つながってしまうことでふりかかってくる危機もありますから。

用事のある人なら またかけてくるだろう。マナーモードを解除しておきました。



しばらくすると 同じ番号からの着信あり。えっ ほんとに 誰?

やはり出ないでいると ピタッと切電されました。すると 数十秒後に SMSに着信あり。

メールの文面をみて 「なぁんだ」と 肩の力が抜けました。

いったい誰なの?と不安&イライラが入り混じりつつ いぶかしがっていた その相手。実は ご近所さんだったのです。

SMSには 「こんにちは。近所の〇〇花子です。じゃがいもとタマネギをおすそ分けしようと思っているのですが どうでしょうか」とあります。

〇〇という苗字を見て あっと気づきました。〇〇さんの奥さんは 花子さんという名前だったのね。

花子さんの家は 我が家から 150mほど離れていて 同じ町内会に属しています。とはいえ 特に親しくしていたわけではありません。

ただ 2003年にこの地に引っ越してきたわたしは その一年前から居住していた彼女に 地域のわからないことなどを尋ねたりしていました。

気さくに対応してくれて すごく 心強かったなぁ。

当時 花子さんのお子さん達(長女 次女)は 小学生でした。現在は ふたりとも社会人になって家を離れているので ご夫君とふたり暮らし。ご夫妻の年齢は 50代半ば頃かしら。彼女も ずっとお仕事をしています。

花子さんについては その程度のことしか わかりません。たまたまご近所だったというつながり方だったので 当然といえば当然です。

彼女が なぜ わたしの携帯番号を知っていたかというと 町内会の班名簿に載っているから。どの家にもある名簿には 世帯主名と電話番号が書かれています。

わたしは ひとり暮らしだから 世帯主。名前と携帯番号を載せています。

花子さんは それを見て 電話をかけてきたのでしょう。一度目は わたしが出なかったから 二度目は SMSで自己紹介をして 用事があると示してくれた。そうやって 不審がるわたしの不安を取り除いてくれたというわけ。

それにしても これまで 電話やSMSのやりとりもしてこなかった花子さんが なぜ 連絡してきたのか。

思い当たるとしたら 先月末頃の立ち話かな。

散歩がてら 花子さん家のそばを通ったときのこと。彼女が 駐車スペースわきの花壇で草取りをしていたの。互いに 「お久しぶりですね~」と声をかけあい 30分ほどおしゃべりをしました。

その何気ない雑談が 電話をやりとりするきっかけを作ったのかもしれません。同じ土地に暮らして20年余りが経ち 単なる同じ町内会のメンバーから ちょっとだけ 距離が縮まった感じです。

わたしは 彼女の申し出をありがたく受け入れ 親御さんが育てたというじゃがいもとタマネギをいただきました。

「ひとり暮らしだから ほんの少しだけ いただきます」と伝えたわたしの言葉を ちゃんと受け取ってくれて ちょうどいい量の新鮮野菜。


花子さんの電話番号は もちろん登録しました。これからは 安心して電話をとれるし わたしからも かけられます。かといって 頻繁に連絡しあうことは もちろん考えていません。

道で会ったら挨拶し 時間があればおしゃべりもしましょう。そして ごくたまに わたしからもおすそ分けできる相手になってもらおうかしら。

そう思えるのは 花子さんが 感じのいい人だから。地縁から生まれたご縁を大切にしたいなという想い。

ディープじゃなく ほどよい距離感でゆるりとおつきあいできることは とってもありがたいこと。

特に わたしは ひとりもの&ひとり暮らしの高齢者。いろいろな人とのつながりが ことさら大事になってくるでしょうね。孤独を愛しながらも 孤立せずに 人のなかで暮らしていきたい。

これまでも 様々なご縁に支えられて生きてきました。これからも たぶん そうなるでしょう。

だから

おつきあいしたい人とは これからも おつきあいしていきます。

互いに ちょうどよい距離感でね。

シンプルに そう想っています。

No.194

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